調律の授業では実技試験も終わり、就職後を見据えて日々練習をしています。私はオクターブの音を正確に調律することや調律した音を保持することが苦手なので、そこを中心に実習しています。どちらもピアノ1台綺麗に調律するためには、とても重要なことです。
そのため、まずは苦手意識を無くすようにしています。部分的に調律した後にその部分を先生に詳しく見ていただいたり、調律した後に時間を置いて音の保持がきちんとできているかを先生に見ていただいたりしています。その後、自分で分析をしながら課題を明確にしていきます。1年生の頃から続けていることですが、上手くいかないときは落ち込むこともあります。しかし、良くなった点も明確になり、自分の成長を実感できてモチベーションの維持にとても役に立っています。